やりたいことのための優先順位と今年について

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役漫の増田です。

増田 桂己さん

最近思ったことを少々・・・長いですが・・・

タスクリストってあるじゃないですか。

いわゆる、やらなきゃいけないことを書きだして、期限をきっていつまでにやる、担当は誰、現状はこんな状況、みたいなやつです。

タスクリスト

会社員として働いていた時分から、タスクリストってほどのものは作ってなかったんですが、

優先順位つけて仕事を進めないと忘れちゃうので、急ぎやらないといけないこと、急がなくてもまぁいっかってこと、これは寝かしておこう(時の流れに身を任せよう)ってことで分けて仕事をしてきたんですが、

今やっている仕事になると優先順位が良い意味で崩壊してくることが良くあります。

今でいうと、前述のような内容で「役漫タスクリスト」的なものを作って進めていたりするんですが、よくよく考えていくと全部の優先度「高」になってくるなぁと思うわけです。

単に時間的な話で「遅いよりは早い方が良い」、というレベルのものではなく、

「これは誰よりも早くなさないと意味がない」というレベルでの優先度という話です。

レッドオーシャン化したIT×マンガマーケット

今、役漫はマンガやコンテンツ関係の事業をやっているわけなんですが、プレーヤーもかなり多くなっているので、多くの人が同じ領域に触れていることになります。

IT×マンガってブルーオーシャンだなぁって思っていた2013年の夏くらいから、2014年に入って一気にレッドオーシャン化が進んでいて、その中においては、「こういうことをやりたいな」というものを誰もが考えやすくなっている状況だと思っています。

そんな中、新しいことを始めようという時に優先度を低、つまり後回しにしてしまうと、誰かがスッと始めてしまう(アイデアは誰しも大体同じだと思っているので)可能性が非常に高いのです。

しかも、自分たちよりも大きな資本とマンパワーとコネクションがその誰かにある場合、あっという間にスペースを取られてしまうので、スピードと言うのは優先度において一番高くて、気を抜くと脅威になってしまう要素だと思います。

じゃあ、スピード優先でがつがつ進めるのがベストかと言うとそんなに簡単な話でもなく、自分だけで出来るビジネスではないので各所と足並みはそろえないといけない。意外とこのビジネス領域はウェットなところが多くて、かつ、いろんなところに地雷があったりして(そういうところが楽しかったりするわけなのですが)、石橋をちょこっと叩きつつ進まないといけない分野だとも思っています。

レッドオーシャンは恐れず進まなければいけない

一方で、レッドオーシャンになってしまったとはいえ、一人だけで出来るビジネスじゃないからこそ誰かが介在する必要性があって、そこに自分が存在することで新しい市場を作っていくことが出来る(その価値が自分たちにはあると信じて)やっていたりもするわけです。

ただ、スピード感×ビジネスという観点で言うと、ビジネスの要素でもあるヒト・モノ・カネを1から100まで自力でやっていたら、どうしてもスタートアップという点では劣っていってしまう。

モノを作るのに時間が必要だからこそ、資金を投入してヒトで最適化を図って、コンテンツ作りをコツコツやってかなければならない。営業活動もしなければならない。

レッドオーシャンを進んでいくためには、まとまったお金も必要だということもどうしても見逃せない点だと思っています。資本を入れることも大きなレピュレーションの確保にもつながってビジネスが拡大するということも多いかと思います。

ITの世界は比較的新しく、いろんなプレーヤーがいて、成熟していない文化があるというイメージがあるかもしれないのですが、もうITの世界が出来てから十数年経っていて、その世界は意外と狭くて、やはり声が大きい人が勝つ文化が既に出来上がっているが現実です。

そんな中で、さらに成熟してしまっているマンガコンテンツ領域×ITという分野で存在感を確保するためには、やれることはなんでもやらないとなという結論です。

マンガ・コンテンツ事業は楽しい

僕自身はものすごく飽きやすくて、学生時代はバイトを20個くらいやったり、社会人になってもすぐに転職したくなっちゃったりと落ち着かない人間ではあるんですが、マンガビジネスにエネルギーを込められるのは、実体験としてコンテンツそのものの魅力に憑りつかれているからだと思います。

2007年に上海に駐在していたことがあって、その時に日本のコンテンツの偽物・まがいものがそこかしこに売られていたことがきっかけで、帰国後にコンテンツ事業をやっている株式会社ポケモンに入りました。ピカチュウのところです。

海外で働いていたり住んでいる人は理解しやすいと思うんですが、日本って本当に良い国なんです。水も水道から飲めるし、道路に落ちているゴミは少ないし、約束は守ってくれるし、落としもとは交番に届くし、ご飯は美味しい。

でも、日本がこの水準で日本としてやってこれたのは、たくさんの人の努力の結果で、車を売ったり、家電を売ったり、とにかく輸出国として発展した結果です。でも今は、輸出するものはやはり昔に比べれば落ち込んでいる状況です。日本には大した資源もないし、ジャパンアズナンバーワンの時代はとうの昔に消え去ったと思っています。

じゃあ「日本のもので、世界に売れるものって、何かあったっけ?」っていう話なんですが、売れるんです、日本のコンテンツは中国の路上で。値段は日本ほどじゃないですし、正規ルートではないライセンス(つまり偽物)なんですが、結構現地の人に売れているんです。

スラムダンクすごい! コナンすごい! 幽遊白書すごい!(全部違法DVD)。そこにジャパンアズナンバーワンがもう一つあったことに気づかされました。そうコンテンツの魅力に憑りつかれたのがきっかけだったと思います。

時は経ち、路上で売っていたコンテンツは今は無料でネットにさらされる状態になっちゃいましたが。。。

マンガに関わるあらゆる役割を果たすために

役漫は、サイトのTOPにも記載した通りマンガに関わるあらゆる役割を果たすことを目標に、マンガビジネスをなんでもやる会社として立ち上げました。スピード感を持ってやっていかねばなりません。

やっていく収益事業は3つです。

<1>マンガプラットフォーム収益を拡大していくこと

<2>代替案としてのマンガビジネス領域を作り出すこと

<3>ヒット性の高い新作マンガを生み出すこと

もちろん、漫画作家さんやクリエイターさんの支援といった観点で何かやりたいという気持ちはありますが、それよりも優先すべき事項としては<1>と<2>の、

マンガというコンテンツでビジネスできる範囲を広げておきたい、これまでにマンガを活用してこなかった領域へビジネス範囲を拡大したい、というのが僕らの最初のミッションだと思っています。やり方によっては世界ももしかしたら狙えるかもしれません。

世界って言うと一気にいろんなハードルが浮かんできてちょっと気が重くなってしまうんですが、それでもやる価値があると思うので、やっぱり手を出してみたいなと思う次第です。ハードルが蛇口を狭めてはいけないと思うし、ハードルならうまく練習すれば跳べるはずなので。

<3>の新作マンガは、大変なのでもっと深く考えないと・・・ということで頑張ってまいります。

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